Sponsored Links
2009年01月06日

外苑西通りのO-ROSE FURNITURE

(前回の)カール・ハンセン社ショールームを出たあと、外苑西通りを歩いてると、ショーウィンドウにデンとサークルチェアを飾っている家具屋『O-ROSE FURNITURE (オーローズ・ファニチャー)』を発見♪

しかも、ウィンドウの下壁には、ザ・チェアやChinese chairなどH.J.ウェグナーの椅子のシルエットイラストが描かれているではありませんかぁ。
これは、入らないわけにはいきませんw

o-rose.jpg

店内には、ウェグナーのPPモブラー社製の椅子がズラリ♪

ザ・チェアを眺めながら「こちらは現行品中心のお店なんですか?」とオーナーさん(?→あとで頂いた名刺の肩書きは"取締役"でした)にたずねると、「ええ。みなさん誤解されてるんですけど、ザ・チェアはヨハネスハンセン社などのビンテージものよりも現行品(PPモブラー社)の方が品質がいいんですよ。ウェグナー自身もそうおっしゃってます」と熱く語っていただきました。

なんでも、当時のヨハネスハンセン社には何十もの下請け工場があって、ザ・チェアの製作もそれぞれに割り振られていたため、工場ごとに品質の差があったそうです。
とくに、ヨハネスハンセン社の経営が傾いてからは品質の低下はひどく、怒ったウェグナーが契約を打ち切り、ヨハネスハンセン社の下請け会社のひとつだったPPモブラー社に製作権を移したのだとか。
で、ウェグナーは死ぬ間際までPPモブラー社の品質に目を光らせていたので、現行品の方が確かだとのこと。

へー、そうなんですね、知りませんでした。ちょっといいことを聞いたかもしれません☆
マニアックな質問で店員泣かせの私ですが、こちらのオーナーさんもかなりコアな方で、さすがの私もずーと聞き役でした(笑)

ちなみに、こちらのお店はPPモブラー社の正規販売店ですw

そのほか、寄木細工の背が美しい"PP-701"(実物をみるとホントきれい!)や楽器を思わせる流線形が魅力的な"Valet chair(PP-250)"などレアな椅子がいっぱいです。

今回とくに印象的だったのは、実物を初めて見た、ボーエ・モーエンセンのJ39発表50周年記念企画のためにデザインされた椅子『MIKADO(ミカド)』。(←注:こちらはウェグナーデザインではありません)

奇抜さ重視に思える背のデザインが特徴的な椅子ですが、実際に座ってみてビックリ!! か細そうにみえる背はがっしりして安定感があり、体重をかけると適度にしなる。
背材は、方形の木材がただ刺さっているわけではなく、下部は丸い棒状で、上部が方形に削られているんですねー。
で、その一本一本が計算された角度で配置されているという職人技☆

さらに、背ばかりでなく、座面の側面や裏面もけっこう凝ったデザインをしていて、ちょっと惚れましたー♪
オーナーさんも「近年のデンマーク家具の中ではピカ一じゃないかな!?」とのお墨付き。
ただし、デンマーク本国では売れてなくて、製造元のフレデリシア社は近々製作権を手放すのだとかw

今回は時間がなくて30分ほどで切り上げてきたのですが、ぜひともまた寄りたいお店です。ってか、どれでもいいから、PPモブラーの椅子ほしい♪ でも手がでない(ToT)

O-ROSE FURNITURE【HP
東京都渋谷区神宮前2-3-23 ヴィラ瑛102
TEL.03-5772-6063
営業 11:00〜19:00
定休 月曜

→インテリア系ブログのチェックはこちらから。


posted by 市朗 at 15:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 【表参道・青山】
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。