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2011年11月24日

Yチェアのジェネリック品は。。。

ちょっと古い新聞記事(2011年6月)なのですが。。。



■Yチェア、立体商標と認める判決…知財高裁
背板がY字形にデザインされた椅子「Yチェア」の立体商標登録を巡り、製造元の家具メーカー「カール・ハンセン&サン」(デンマーク)の日本法人が、登録を認めなかった特許庁の審決取り消しを求めた訴訟の判決が29日、知財高裁であった。

飯村敏明裁判長は「約60年にわたって特徴的な形を変えずに販売され、一般に広く知られている」と述べ、審決を取り消した。判決が確定すれば、同庁は審決をやり直すことになる。

同社によると、Yチェアは全世界で70万脚以上を販売。同社は日本で「Yチェア」の名称を商標登録し、その後中国製の模倣品が出回ったため、2008年2月に立体商標の登録を出願した。だが特許庁は昨年6月、「他社の商品と識別できない」と認めなかった。

(引用:読売新聞 2011年6月29日19時59分)

う〜ん、この判決の意味するところは。。。

いわゆる"リプロダクト品/ジェネリック品"と呼ばれるものはご存知ですよね?
そう、工業意匠において、デザイナー死後20年で版権が切れ、他者も自由に作れるというやつです。
で、この記事の"模造品"というのはどうやら。。。

ジェネリックプロダクト by ウィキペディア

『…日本国内においての意匠権は、その保護が20年であるため、それを過ぎた製品は自由に複製することが可能で、いわゆる先発生産者以外の製造であっても合法であるという主張である。工業生産された家具は、日本の過去の判例で著作物の範疇には入っていないが、ジェネリックプロダクトと称して複製される製品は、先発メーカーも海外の企業が多いため、正規のライセンスを得ずに日本国内の意匠権だけを楯に、模造品を生産・販売することに全く問題がないのかは疑問が残る。…』

おっとぉ〜、意匠権切れって国内法だったんですか〜。そりゃ、海外メーカーは怒るだろ(笑)
って、ひどすぎないか、日本? そもそも「工業生産された家具は日本の過去の判例で著作物の範疇には入っていない…」というのが問題な気がしますよね。。。

で、立体商標とは"コカコーラの瓶"の登録を認めたアレですね。
つまり、リプロダクト/ジェネリック品に"Yチェア"という名前が使えないのは商標登録で対応してるからで、今回立体商標が認められれば、リプロダクト/ジェネリック品自体が駆逐されるってことですかね!?

実際、現在楽天市場を検索してみると、以前は山のようにあったYチェアのジェネリック品がほとんどなくなっている模様w(ただし、ほかのウェグナー作品は相変わらず。。。)

楽天市場でYチェアを検索

もし、ジェネリックでもいいので安くYチェアを手に入れたいと思っている人がいれば、いま在庫が残っているのを即ゲットした方がよさそうです(^^

→インテリア系ブログのチェックはこちらから。


posted by 市朗 at 17:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | イス・椅子・チェアー
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